こんにちは、femifeのカラスです。
- 最近、フェムテックって聞くけど何のこと?
- 生理を快適に過ごすためにいいものないかな
- 生理の貧困が話題になったけど
こんな方へおすすめの内容です
- フェムテック=feminineとtechnologyの造語
- 女性の生活を快適にするためのアイテムやサービスのこと
- 商品・サービス(生理管理アプリ・吸水ショーツなど)がある
そもそもフェムテックという言葉を聞いたことがない方も多いと思います。
日本ではタブーされる傾向にあるデリケートゾーンの話やサニタリーの問題については、世界中で注目されており、きています。「フェムテック」もその一つです。
詳しくは以下で説明します。
フェムテックって?
2021年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉の一つで、feminine(女性) + technology(テクノロジー)の造語です。
月経、妊娠、不妊、更年期、婦人科系疾患など、女性特有の身体の悩みを科学や化学、システムなどで解決するアイテムやサービスのことです。女性が健康問題に左右されずに過ごせるようにさまざまな商品が誕生しています。
日本では明確な定義がなされていませんが、広義的にテクノロジーの有無に関わらず女性が快適に過ごすためのアイテム・サービス全般を指していることが多いです。
また、2021年は大手企業からもさまざまなアイテムが発売したりと、注目度の高まりから、今後ますます市場が拡大していくことが見込まれます。経産省の報告では、2025年にはフェムテックの市場規模は年間2兆円とも言われています。
女性のヘルスライフ
女性ホルモンの変化
女性のヘルスライフの変化の理由の一つは、女性ホルモンの働きです。女性ホルモンは思春期から更年期まで分泌されますが、生理~排卵という、約1か月サイクルでの大きな変動があります。
また、女性には女性ホルモンの分泌器官である卵巣には寿命があり、その時期を更年期と言います。
男性の性ホルモンは年齢を重ねることで緩やかに減少します。
しかし、女性では大きな女性ホルモンの減少が40歳代後半~50歳代にあり、その時期に発生する症状を更年期障害と言います。
生理周期の変化
近年の日本女性は、昔と比べ多くの排卵・生理を経験しています。
妊娠と授乳を繰り返し生理が来ない期間が長かったため、昭和初期の多産だった頃には、女性の生涯生理の平均はおよそ50回ぐらいだったと考えられます。
近年の女性は、約450~500回の生理を経験すると言われいます。単純計算で昔とは10倍もの差があります。
そのデータからも、近年の日本女性が抱える健康問題が増えていることが考えられます。例えば、生理痛・PMS(月経前症候群)、子宮内膜症などの女性ホルモンが原因の症状や疾患があります。
アイテム・サービスの紹介
- 吸水サニタリーショーツ
- 生理周期管理アプリ
- ピル
- 卵巣年齢検査キット=微量の採血による妊娠・不妊に関する検査の一つ
- IUS(Intrauterine Contraceptive System)=ミレーナ ※黄体ホルモンを子宮の中で持続的に放出する子宮内避妊システム、避妊リング
- 骨盤底筋トレーニング
さまざまありますが、便利なものがたくさん増えてきています。
何より体調不良や周りと比較して生理中・前後の体調不良がある場合には、早めに婦人科へご相談をお勧めします。
femifeの考えるフェムテック
女性が健やかに過ごすためのこと・ものは全て広義のフェムテックと考えます。
もちろんそのためにはパートナーとの関係や、自分の精神状態も重要なものだと思いますので、それも含めて私たちfemifeでは皆さんへ情報提供していければと思います。
ご精読ありがとうございました。