生理を正しく知ろう!

femtech
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こんにちは、femifeのウサギです。

  • 生理ってなぜ起こるの?
  • 私の生理って普通なの?
  • 私の生理って異常かも。どうすればいい?

こんな方へおすすめの内容です

この記事のまとめ
  • 生理は女性ホルモンの影響を受けて、周期的な変動をしている。
  • 一般的に25~38日周期で、3~7日程度続き、20~140mlの出血があるといわれている。
  • ストレスや体調によって、生理は影響を受けやすい。
  • 異常かもと思ったら、気軽に婦人科へ行ってみよう!

女性の生活から切っても切り離せない生理。自分の身体のことでも、「知っているようであまりよくわからない。」という方も意外と多いんです。

生理と上手に付き合いながら、少しでも快適な生活ができるといいですよね!

そのためにはまず、生理について、身体でどのようなことが起こっているのか、知っていきましょう!

ちなみに…医学的には「月経」といいますが、今回は親しみやすく「生理」と言わせてもらいます。

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生理とは

生理とは、約1か月毎に数日間起こる出血のことをいいます。

平均12歳で初潮を迎え、現代では生涯に約450~500回の生理を経験するとも言われています。

生理のメカニズム

女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」が周期的に変動することによって、子宮内膜も変化します。

卵胞期(増殖期)

「エストロゲン」が卵胞から分泌され、子宮内膜が厚くなることで、受精卵が着床できるようにベッドを作ります。期間は生理開始日から約14日間前後です。

排卵期

卵胞の成長が進んで排卵期に近づくと、LHサージと呼ばれるホルモン分泌が起き、排卵が促されます。その際の卵胞の大きさは約20㎜程度。排卵痛といわれる下腹部痛を感じるや出血を伴う人もいます。

黄体期(分泌期)

「エストロゲン」が徐々に減少し、「プロゲステロン」が増えていきます。「プロゲステロン」によって子宮内膜はふかふかのベッドのように、着床に適した質に変化してきます。期間は排卵から生理までの約14日間といわれます。

月経期(黄体期~卵胞期の切り替わり)

妊娠が成立しなかった場合、「エストロゲン」「プロゲステロン」が減少し、子宮内膜は剥がれることで生理が起こります。

一般的な生理

生理の開始はおよそ10~14歳、終了(閉経)はおよそ43~54歳が正常範囲とされます。

生理開始日から次回の生理開始日までを「生理周期(月経周期)」といい、25~38日周期が正常です。しかし、生理はホルモンバランスに大きく影響を受けるため、その月によって変動することもあります。

出血は3~7日程度続き、20~140mlの出血があります。


異常といわれる生理

持続期間の異常

出血が8日以上続くものを、『過長月経』。出血が2日以内で終了するものを、『過短月経』といいます。

出血量の異常

140ml以上の出血があるものを、『過多月経』。20ml以下の出血であるものを、『過小月経』といいます。

周期の異常

24日以内に生理が起こるものを、『頻発月経』。39日~3か月未満で生理が起こるものを、『希発月経』といいます。

私の生理って異常?どうしたらいい?

ここまで、一般的に言われる生理の正常と異常をお話ししてきました。

生理は、少しのストレスや体調の変化にも影響されるホルモンが関わっているため、毎回多少の差や異常所見がみられる可能性もあるため、1回1回の生理に過敏になりすぎなくても大丈夫だと思います。

でも、貧血のような困った症状があったり、私の生理って大丈夫なのかなと心配な方は、一度婦人科の先生に診てもらい、しっかり診断と対応をしてもらうことをお勧めします。

この記事のまとめ
  • 生理は女性ホルモンの影響を受けて、周期的な変動をしている。
  • 一般的に25~38日周期で、3~7日程度続き、20~140mlの出血があるといわれている。
  • ストレスや体調によって、生理は影響を受けやすい。
  • 異常かもと思ったら、気軽に婦人科へ行ってみよう!
ウサギ
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女性はご自分の身体を、男性はパートナーの身体を理解するきっかけになれたらうれしいです。

ご精読ありがとうございました!

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