こんにちは、femifeのウサギです。
- 生理前ってなんか調子悪い。
- ただの気持ちの問題でしょ?我慢するしかないよね。
- 生理前だと、感情の波がひどくて私が私じゃないみたい。
こんな方へおすすめの内容です
この記事のまとめ
- 生理前に精神的・身体的な様々な症状が生じるものを月経前症候群(PMS)という
- PMSの中でも精神的な症状が強く現れるものを、月経前不快気分症候群(PMDD)という
- 原因は明らかではないが、女性ホルモンの変化や生活習慣が影響している
- 治療は対症療法であり、生活習慣の見直しで軽減する可能性がある
PMS・PMDDとは
月経前症候群(PMS)は、生理前の黄体期といわれる期間から生理が来るまでの間に、精神的・身体的にさまざまな症状出現するものです。
その中でも、特に精神的な症状が強く現れて、日常生活を送るのもつらい状況になったものを、月経前不快気分症候群(PMDD)といいます。
どんな症状がある?
精神的な症状
- イライラする
- やる気がでない、無気力
- 落ち込みやすい
- 不安になる
- 何もなくても泣いてしまう
- 感情が抑えられない
- すぐに怒ってしまう など
身体的な症状
- 胸が張る
- 浮腫みやすい
- にきび、吹き出物
- 眠くなる
- 頭痛
- 腹痛
- お腹の張り など
なぜ起こるの?
なぜPMSやPMDDが起こるのかについては、原因ははっきりしていないようです。
しかし、現在言われているのは、生理前に起こる「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンのバランスが変化することによって起きるといわれています。しかし、ホルモンは生活習慣やストレスなどの些細な事で影響されるため、女性ホルモンだけが影響しているわけではないようです。
女性ホルモンのはたらきについてもっと知りたい!という方は【女性ホルモンって何?】も一緒にご覧になってみてくださいね。
治療方法は?
症状に合わせた対症療法が中心となります。
- 現在妊娠を考えていなければ「低用量ピル」
- 頭痛や腹痛などの痛みに対して「鎮痛薬」
- 浮腫みがひどい場合は「利尿剤」
- 精神的な症状がつらい場合は「精神安定剤」 など
生理前のつらい症状は、「仕方ないもの」と我慢する必要はありません。婦人科の先生と相談してみるといいですね。
予防や軽減させる方法はないの?
婦人科を受診するのもちょっと勇気がいる、普段の生活の中で何かできることはないの?と思う人もきっと多いですよね。
PMSやPMDDの原因は明らかではないですが、生活習慣やストレスによるものとも考えられているので、規則正しい生活や身体がリラックスできることを考えてみるといいですね。
例えば・・・
- 適度な運動をする
- ゆっくり休む時間をつくる
- カフェインやアルコールを控える
- 糖分や塩分の取りすぎに注意する
- 身体を冷やさないようにする
- ゆっくり入浴や半身浴をする
- 感情の波があっても、「PMS・PMDDの時期だからしょうがない」と割り切り、自分を責めない
この記事のまとめ
- 生理前に精神的・身体的な様々な症状が生じるものを月経前症候群(PMS)という
- PMSの中でも精神的な症状が強く現れるものを、月経前不快気分症候群(PMDD)という
- 原因は明らかではないが、女性ホルモンの変化や生活習慣が影響している
- 治療は対症療法であり、生活習慣の見直しで軽減する可能性がある
ウサギ
PMSやPMDDはよく聞くようになってきましたが、生理前につらい症状で悩んでいる人はたくさんいます。あまり症状で困っている方は、一度婦人科の受診をしてみてくださいね。
ご精読ありがとうございました。