こんにちは、femifeのウサギです。
- 婦人科の診察ってなんか怖い。
- 他の病院と比べて行きにくい!
- 内診ってどういうことをするの?
- 何か持ち物・準備するものはあるの?
こんな方へおすすめの内容です
- 診察は他の科とほとんど流れは同じ
- 内診は看護師が案内するので、その通りに動きましょう
- 初経や生理周期など、生理についての情報を事前に準備しておくと良い
- 医療者は内診のことを、特になんとも思っていません。意識しすぎずに受診しましょう!
診察の流れ
婦人科の診察も、基本的には同じような診察の流れです。
- 問診の記入
- 診察室に呼ばれる、症状を伝える
- 必要であれば「採血」「内診」「薬の処方」
- 診察終了、会計
中でも婦人科特有で、皆さんの受診しにくさにつながっているのは「内診」ですよね。子宮や卵巣の状態に問題がないか見るために必要となるものです。内診の流れを詳しく説明しますね。
内診の流れ
基本的には、看護師さんから案内がありますので、ご安心ください。
- ズボン、下着を脱ぐ(スカートなどまくれるものはそのままでも大丈夫です)
- 診察台に移動する
- 診察台に座る(スカートなどはおしりの下に入らないように注意!汚れる可能性があります)。
- 診察台の背もたれが下がり、足が上がる。(自動で足が開く形になるものが最近は多いですが、昔ながらのものだと、自身で足を乗せなければならないものもあります。)
- カーテンがお腹のあたりに掛かっているため顔はみえません。リラックスしましょう。
- 先生が器具を膣に入れて、目で見て確認したり、超音波エコーで子宮や卵巣の状態を確認する。(特に痛みはないので、力を抜いてリラックスすることが大事です!)
- (子宮頸がん検診の時は、綿棒のようなもので子宮の入口を拭います。少し痛みがあることがあります)
- 診察が終わり、診察台がもとに戻る
- 着替えをして終了(ティッシュなども着替えのところに置いてあることが多いです。診察時に潤滑剤として使用したゼリーなども残っていることがあるので、使ってくださいね。また、ナプキンやおりものシートを念のためつけておくのがおすすめです。)
子宮頸がん検診について、カラスがレディース検診ってなに?で説明しているので、よかったらこちらも見てみてくださいね。
持ち物・事前に準備しておく情報
持ち物
- 保険証
- お金
- お薬手帳
- (内診があるかもしれない場合)生理用ナプキン又はおりものシート
- (もし持っていれば)基礎体温表
事前に用意しておく情報
- 初経の年齢
- 最終の生理の日にち
- 普段の生理周期(生理不順の方は、生理不順でOK)
- 妊娠・出産・流産の経験の有無、時期
内診が恥ずかしい!?
皆さんが婦人科を受診するときに、一番ネックなのは、きっと内診ではないでしょうか?看護師の私ですら、最初は受診するのに抵抗がありましたので気持ちはとってもわかります。
でも、婦人科で働いてみて実感したのは、医師も看護師も、ただ仕事で行っているので、誰も何も気にしていません。皆さんの中にはきっと、アンダーヘアの有無や形、陰部の色、出血やおりものが付いてたら…など、「人に見られてなんて思われるだろう」を心配していることも多いのではないでしょうか?
結論として、皆さんが思っているほど、スタッフは誰も意識してみていないので、覚えてもいないことがほとんどです。1日で何人も何人も診察をして、何か異常がないか、どう対応しようかと考えるという仕事を当たり前にしているので、皆さんは緊張せずリラックスして受けてもらえると、痛みも少なく診察がしやすいのでとても助かります。
それでも緊張してしまうのは当然だと思いますが、内診でわかる情報は重要なことが多いです。内診が嫌だから受診できないというのは、自分の身体のためにはとてももったいないので、気にしすぎず受診をしましょう!
どうしても抵抗がある方は、女医さんのいる病院を選んでみるのもいいかもしれませんね!
- 診察は他の科とほとんど流れは同じ
- 内診は看護師が案内するので、その通りに動きましょう
- 初経や生理周期など、生理についての情報を事前に準備しておくと良い
- 医療者は内診のことを、特になんとも思っていません。意識しすぎずに受診しましょう!
婦人科は内診が特に独特で、受診するのに抵抗がある人も多いですよね。
「風邪をひいたから病院に行ってみよう」と思うのと同じように、「生理で困ったら婦人科に行ってみよう」と思ってもらえる人が増えるといいなと願ってます。