こんにちは、femifeのカラスです。
- うちの子、2歳だからそろそろトイレの準備を考えた方がいいかな
- 絶対に◯月までにオムツを外さなきゃから、頑張ろう
- 上の子の時はスムーズだったのに、下の子で苦戦してる
こんな方へおすすめの内容です
- 開始時期は、子どもがお座りや一人歩きができ意志を伝えられるタイミングで、保護者の気持ちの余裕も重要。
- トイレに抵抗しなくなったら、とにかく褒めて伸ばす。
- トイトレの進みには個人差が大きいため、子どもの成長をおおらかに支援する。
トイトレ(トイレトレーニング)とは
オムツで排泄をしている赤ちゃんが、徐々に排泄の感覚を覚え、オムツではなくトイレで排泄をすることができる過程のことを言います。
それってわざわざ教えないといけないの?
確かに、子どもの成長が追いついていないのに、急かしてしまうのは逆効果です。
しかし全く教えてあげないと、排泄の感覚は分かったとしても、トイレでするものだと認識をすることは難しいでしょう。
正直子どもにとっては、オムツでした方が場所や時間に縛られず、楽なんです。
トイトレ開始時期
月齢で区切る必要はありません。子どもの興味や成長に合わせ、環境が整っていることが重要です。
保育園等に行っているお子さんであれば、園のペースと差が出ても子どもが混乱するので、園の先生に相談してみるのもいいでしょう。
トイトレのポイント
トイトレの一番重要なポイントは、とにかく褒める!です。
逆に言うと、保護者が褒める気持ちになれないと、トイトレはうまく進まないことも珍しくありません。なので上に「保護者の気持ちと時間に余裕がある」を挙げました。
トイレのことを嫌いになってしまうと、どんなに排泄の感覚が分かってもトイレに行きたくないと思ってしまいます。子どもにとっては、オムツでした方が場所や時間に縛られず、楽なんです。(2回目)
そして、4・5歳になって、段々賢くなってきて、保護者のごまかしがきかなくなった頃にオムツを外そうとすると、非常に大変です。その年齢までトイレに行かなくていい理由を、子どもが見つけているためです。
なので、先述したタイミングになってきたら、トイトレを始めてみてはいかがでしょう。
トイトレのやり方
できればトイトレを始める前に、子どもが自分のオムツを片付けたりオムツの交換のことを理解するなど、排泄のことを共有していると子ども自身がトイトレを受け入れやすいです。
トイレという環境に抵抗がなくなることが重要です。
保護者のトイレについて行くことがあれば、一緒に座ってみてもいいでしょう。
また、子どもが気に入るおまるを準備するのも方法の一つです。
そして、トイレ自体に抵抗がなくなっていたら、次のステップです。
偶然トイレ・おまるでおしっこが出る
初めてトイレやおまるに座ったタイミングで排泄ができるのは、偶然です。
その偶然の積み重ねが、経験になります。
なので、最初に成功したら、過剰に褒めてください。
「上手にトイレできたね」「おしっこ出たね、よかったね」「大成功だね!すごい」などの、トイレで排泄をすることはいいことなんだと子どもが思えるような声かけ・言葉選びをすると、子どもも前向きに取り組みやすくなります。
成功体験の積み重ね
成功体験を重ねるために、以下のことも有効なので、試してみてください。
- 成功したらごほうびシール(ごほうびを食べ物にしてしまうと、衛生的にも食習慣的にも良くないので、シールやおもちゃなどにしましょう)
- トイトレの絵本を読み聞かせしてなんとなくでいいので覚えてもらう
- トイレの雰囲気を子どもが行きたくなる環境にしたり、おまるをリビングに置いて日常にする
- 子どもが、自分でパンツやごほうびのものを選ぶ
子どもへのプレッシャー
子どもは、トイレに行かなくても困りません。
嫌がる時にトイレに無理に連れて行く必要はありません。行きたいと思ってもらうための環境として何が必要か考えましょう。
また、失敗しても叱らないでください。
怒られると、失敗を恐れてトイレに行くことを嫌がる場合があります。オムツであれば、失敗することはないためです。
保護者へのプレッシャー
周りのお友達が成功していったり、子どもの祖父母からプレッシャーをかけられることも、あるかもしれません。
しかし、トイトレは進み方の個人差も大きく、年齢で一律にできるものでもありません。
また、成功しているお友達やSNSは、失敗談よりもキラキラした成功エピソードの方が目に付きます。
周りの人と比較するのではなく、子どもの成長や性格に合わせて、おおらかに進めてください。
- 開始時期は、子どもがお座りや一人歩きができ意志を伝えられるタイミングで、保護者の気持ちの余裕も重要。
- トイレに抵抗しなくなったら、とにかく褒めて伸ばす。
- トイトレの進みには個人差が大きいため、子どもの成長をおおらかに支援する。