こんにちは、femifeのカラスです。

- 子どもを産んだら母乳とミルクどちらをあげたらいいのかな
- 母乳のデメリットって聞いたことない
- ミルクのメリットってあるの?
こんな方へおすすめの内容です
- 母乳のメリット:産後母体の回復、コストや手間がかからない、初乳から免疫が得られる。
- 母乳のデメリット:乳首の切れ・発熱・激痛などのトラブルや乳房が下垂し、栄養価の偏りがある。
- ミルクのメリット:あげる場所や人を気にしない、授乳間隔が空く、栄養成分の偏りが少ない。
- ミルクのデメリット:コストや手間がかかる、外出時の荷物が増える、母乳由来の免疫獲得などが得られない。
完全母乳を推奨する方を否定するつもりはありませんが、母乳とミルクどちらもいい部分と大変な部分とありますので、バランスよく選択してもらえればと思います。
母乳について
母乳を直接あげることだけは、出産した女性にしかできません。
逆に言うと、それ以外はパパやママまたは祖父母などどんな人も、行うことができます。それを踏まえて、以下に母・子・家族にとってのメリット・デメリットをまとめました。

母乳のメリット
出来れば完全母乳で育てたいと考えている方は多いかもしれません。
ママや家族がストレスなく過ごすことが、赤ちゃんにとって最も重要です。
最初から完母でなければならないと思い込んで自分を追い詰めることはやめましょうね。
- コストがかからない
- 準備物品や手間が哺乳瓶と比較して少ない
- 産後の回復が早くなる
- 子どもとの愛着形成が進む
- 免疫細胞が得られる(特に出産直後から数日の初乳)
- アレルギーが予防できる
- 乳幼児突然死症候のリスクが軽減する
母の身体的メリットとして産後の回復、家族のメリットはコストや手間がかからない、赤ちゃんにとっては初乳から免疫が得られるなどがあります。
母乳のデメリット

- 授乳する場所が制限される
- 直接あげる場合は、授乳量が可視化できない
- 乳首が切れてしまったり乳房が炎症を起こしたりして母の苦痛がある
- 乳房が下垂する
- 母の食事の栄養に、栄養価が左右される
- ビタミンDが不足しやすい
母の身体的デメリットは乳首が切れたり発熱・激痛などのトラブルを起こしたり乳房の下垂がみられ、赤ちゃんにとっては栄養価の偏りがあります。
ミルク(人工乳)について
世界的には母乳推奨です。その理由の一つは、衛生面です。
日本においては、清潔な水や消毒薬・ミルクの製造ラインも含め整っているため、その部分におけるリスクはそこまで懸念する必要はありません。
メリット
- 授乳間隔が空く傾向にある(消化吸収が遅い)
- 授乳量が見える
- 母乳が出ないことのストレスを感じない
- 場所や人の制限があまりなく授乳ができる
- 母が薬や食事の制限をしなくていい
- 不足しがちなビタミンを偏りなく得られる
- 卒乳がしやすい傾向がある(個人差あり)
ミルクのメリットは、母にとってはあげる場所や人を気にしなくていいこと、授乳間隔が空くこと、赤ちゃんにとっては栄養価の偏りが少ないことがあります。

デメリット
- コストがかかる(年間約12万円)
- 哺乳瓶やお湯などの準備に手間がかかる
- 外出時の荷物が増える
- 完全ミルクの場合、出産直後から数日の初乳による免疫獲得ができない
- 科学的・医学的に分かっていない、母乳の成分やメカニズムなどがある可能性はあるため、それを得ることができない
ミルクのデメリットは、コストや手間がかかる、外出時の荷物が増える、母乳由来の免疫獲得などが得られないことがあります。
- 母乳のメリット:産後母体の回復、コストや手間がかからない、初乳から免疫が得られる。
- 母乳のデメリット:乳首の切れ・発熱・激痛などのトラブルや乳房が下垂し、栄養価の偏りがある。
- ミルクのメリット:あげる場所や人を気にしない、授乳間隔が空く、栄養成分の偏りが少ない。
- ミルクのデメリット:コストや手間がかかる、外出時の荷物が増える、母乳由来の免疫獲得などが得られない。

母乳育児を批判するつもりはありません。しかし、母乳をあげなければいけないと自分を追い詰めるママが非常に多いので、母乳のいいところはもちろん、ミルクの利点も知って欲しくてまとめました。
ご精読ありがとうございました。
