こんにちは、femifeのウサギです。
- 子宮卵管造影検査ってどんな検査?
- どんな流れなの?
- 検査後の注意点は?
こんな方へおすすめの内容です
- 子宮卵管造影検査は、卵管の疎通を確認する検査
- 子宮内に造影剤を注入して画像をとって評価する
- 管を子宮内に通す必要があるため、痛みを伴うことが多い
- 検査後の注意点は必ず守りましょう
不妊症の検査の一つとしても行われる子宮卵管造影検査。いざ検査をするとなった方は特に、どんなことをするんだろうと心配になりますよね。
今回は、検査の流れや注意点などお話ししていきたいと思います。
子宮卵管造影検査とは?
子宮卵管造影検査はヒステログラフィともいいます。子宮の中に造影剤を注入することで、子宮内の形や卵管がしっかり開通しているのかを見ることができます。
卵管の先にある卵管膨大部では、卵子と精子が出会う部分であり、その後卵管を通って子宮内にたどり着くため、卵管は妊娠にとって大切な臓器です。そのため、卵管が通っているか確認するために不妊症の検査の一つとして行われることがあります。
どのように検査を行うの?
子宮卵管造影は生理終了後の5日目~排卵日程度の時期に行います。生理中やその直前直後は行えませんので、医師と日程を調整していきます。
検査室では、婦人科の内診と同じように、足を開いた姿勢で検査を行います。タオルなどで看護師もできるだけ隠すなど配慮するようにしています。
準備が整ったら、消毒をして子宮内に造影剤を通すための管を挿入します。頸癌検診などでも痛みがあることがありますが、それと同じようにこの部分では痛みが出ることが多いです。医療者からも声を掛けますが、力を抜いてリラックスすることが痛みを和らげることにつながりますよ。
その後造影剤を注入し、画像を撮影します。
造影剤注入後はタンポンを入れていますので、医師からタンポンを抜く時間や注意点などの説明があります。24時間後に再度画像撮影を行うので、その説明も受けましょう。
検査後の注意点
検査後に医師や看護師からも説明があると思いますが、症状としては腹痛がどんどん増してこないかを注意しましょう。
また、抗生物質の内服やタンポンを抜く時間など指示があると思いますので、医師の指示に従いましょう。造影剤を使用しているので、おりものなどで下着が汚れる可能性がありますので、ナプキンの準備をしておくとよいですね。
- 子宮卵管造影検査は、卵管の疎通を確認する検査
- 子宮内に造影剤を注入して画像をとって評価する
- 管を子宮内に通す必要があるため、痛みを伴うことが多い
- 検査後の注意点は必ず守りましょう
不妊症検査としても一般的に行われているものですが、流れを知ってもらうことで、少しでもリラックスして検査を受けられたらうれしいです。ご精読ありがとうございました。