こんにちは、femifeのカラスです。
- 健康診断って、とりあえず受けとけばいいよね
- 健診結果は毎年見て満足している
- 「要精密検査」ってあるけど、気にしないつもり
こんな方へおすすめの内容です
- 健診・検診は、将来の病気の予防のための「特定健診」と、すでに病気がある場合に早期発見が目的の「がん検診」がある
- 要精密検査・要治療の場合は、必ず医療機関を受診してください
- 受けるだけでなく、継続的に自分の体調や体質を確認するきっかけに
健康診断は、自分の身体の状態を数字や評価で確認できる貴重なツールです。
自分の将来のため、健康はお金にも直結する大事な資産ですので、健診は有効に活用しましょう。
健康診断とは
健康診断の目的は2つあります。
- 将来の病気の予防のための「特定健康診査」
- すでに病気がある場合に早期発見が目的の「がん検診」「その他の検査」
名称を細かく覚える必要はありませんが、それぞれ目的が違うことは把握しておくと、結果が理解しやすくなります。
特定健診(特定健康診査)
病気(特に生活習慣病)の予防としては、血液検査・尿検査・身長体重腹囲・医師の診察などが含まれている「特定健康診査」がお勧めです。
生活習慣病とは、日常生活や体質により、複合的に病気になってしまうものの一つです。
生活習慣病は、高血圧・脂質異常症・糖尿病があります。
全て、この病気単体では、自覚症状はありません。
高血圧
血圧が高いことです。血管に圧がかかることで、血管に負担がかかります。
もろくなっている血管に負担がかかると、簡単に血管が破れたり詰まったりします。
脂質異常症
血中に悪玉コレステロールや中性脂肪が多いことで、血管の内側にこびりついていきます。
脂質が血管にこびりつくと、血管が狭く、硬くなります。
糖尿病
血液中の糖が多い状態が継続すると、血管がもろくなります。
また、糖が足りないと脳が勘違いをし、脂肪が増え、体内に悪性物質が蓄積していきます。
健診・検診の結果について
「要精密検査」「要精密」「要再検査」「要受診」などの表現になっている場合は、必ず医療機関を受診してください。
毎年その結果になるけど、お医者さんにも相談していて、
様子見ていいって言われているんのよね…
医療機関をすでに受診している場合は、問診票の「経過観察中」を必ず選択してくださいね。
もちろん、検査値は悪くなる場合があるため、定期的に受診は必要ですよ!
受けた年のデータがいいか悪いかではなく、継続的に自分の身体の特徴を見るバロメータにしてください。
お酒は体質的に飲めないのに、肝機能が悪いみたい。
親もそうだったから、肝臓に気をつけた方が良さそう
昨年の結果と比較して、血糖のデータが良くなった!
1年間、間食する習慣を注意した効果だといいな。
来年の結果がより良くなるように、気を付けよう
専門的な知識がないと不安な方の相談先
- お勤めの方は、健康保険組合のご担当の方、または健康診断を受けた医療機関へ
- 国民健康保険の方は、自治体のヘルス部門の保健師、または健康診断を受けた医療機関へ
- 健診・検診は、将来の病気の予防のための「特定健診」と、すでに病気がある場合に早期発見が目的の「がん検診」がある
- 要精密検査・要治療の場合は、必ず医療機関を受診してください
- 受けるだけでなく、継続的に自分の体調や体質を確認するきっかけに
せっかく健康診断を受けるチャンスがある方はご自身の財産である「健康」の維持増進のためにも有効活用していただければと思います。
ご精読ありがとうございました。