こんにちは、femifeのカラスです。
- 感染拡大している時って、保健師さんは何しているの?
- 第7波の時に陽性で自宅療養していたけど、電話連絡が来るこないって何が違う?
こんな方へおすすめの内容です
- 自宅療養は、新型コロナウイルス陽性の人のうち入院が不要な軽症者が自宅待機を求められている状況のこと。
- 体調確認のうち、発熱状況や血中酸素飽和度は体調を分析する重要なバロメーターの一つ。
- 内服状況や残数の確認をし、療養に必要なケアを行う。
保健師の役割
保健師は、看護師資格をもった上で出来る資格です。
医療的見識を有し健康管理をするだけでなく、行政的な知識・経験を併せて対応する存在です。
コロナ禍では、特に活躍したコメディカルの1人と言えるのではないでしょうか。
自宅療養とは
新型コロナウイルス感染陽性になった場合、症状が軽症の人は自宅で療養することがあります。
軽症とはその人の主観ではなく、酸素療法や抗生剤点滴治療の必要な状態でなく、発熱や咳・息苦しさなどの症状がある人のことです。
そんな人たちが全員入院してしまうと、病院では病床数が限られているために本当に医療機器での治療が必要な人が入院できないため、自宅療養という対応があります。
自宅療養中の対応
自宅療養の間には、保健所などの専門スタッフや医療従事者から連絡が来ていました。
体調確認の具体的内容は、以下の通りです。
発熱
発熱の有無や程度・解熱剤の使用の有無など
発熱があっても、年齢が低ければ元気に活動していることも多いです。
ワクチン接種をしていて免疫がある人で基礎疾患や喫煙がない人は、発熱や倦怠感があっても軽快しやすいです。
薬
内服薬がある人は、その残数の確認が必須です。
自宅療養期間が決まっているため、その間に不足しないことが重要です。療養期間は、国の方針・covid-19の流行株によって変わっています。
既往の病気のお薬については、主治医・かかりつけ薬局の管轄となり、そこからの処方が必要になるため、療養者本人が手配をします。
ただし、新型コロナウイルス(covid-19)の療養のための内服薬については、保健所から処方される場合もあります。
治療薬・解熱剤などです。
血中酸素飽和度(SpO2)
血中酸素飽和度とは、血液中の酸素の濃度数値のことです。
パルスオキシメーターを使用して、測定します。
サチュレーションやエスピーオーツー、サットなどと言います。
100%が最高値で、健康な人であれば96〜99%あります。
90%を下回るようであれば、息苦しさや喘鳴・爪先や口唇の血色がなくなることがあります。
体調や既往歴によっては、この血中酸素飽和度を測定するよう、指示があることあります。
- 自宅療養は、新型コロナウイルス陽性の人のうち入院が不要な軽症者が自宅待機を求められている状況のこと。
- 体調確認のうち、発熱状況や血中酸素飽和度は体調を分析する重要なバロメーターの一つ。
- 内服状況や残数の確認をし、療養に必要なケアを行う。
保健師が行う体調確認は、コロナ禍の重要な役割の一つです。今回はあくまで簡単な概要についてまとめました。
ご精読ありがとうございました。