実習指導者が語る!コロナ禍で教育を受けてきた新人看護師について

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こんにちは、femifeのウサギです。

  • コロナの影響で実習に行けなかったから心配…
  • 最近の新人看護師の傾向は?
  • 就職するにあたっての心構えは?

こんな方へおすすめの内容です

この記事のまとめ
  • 実習に行けなかった学生さんが看護師になっている
  • 「患者さんや先輩と友達のように接する」「受け身の姿勢が強い」「打たれ弱い」新人さんが増えている
  • 「毎日出勤する」「元気に挨拶する」「積極性・主体性を意識する」「患者さんや先輩など目上の人への言動を気を付ける」「同じ指摘は2度されないようにする」
  • 大変な毎日だけれど、一緒に頑張っていきましょう!
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コロナ禍は実習に行けない

看護学生の最大関門ともいわれる「看護実習」。実際に病院で患者さんと関わりながら、知識を得たり、看護技術を身に付けていく、学生としてはつらいながらも、とても大切な機会となっています。また、就職前に実際に看護師が働く姿や場所をみるという、リアリティーギャップを埋める役割もあるんです。

それが、コロナ禍では感染拡大予防の観点から、病院が実習を受け入れできないことが増え、実習を経験できずに卒業・就職に至る看護師さんが増えてきています。

看護実習についてカラスが記事にしていますので、よろしければこちらもご覧ください!

地獄の看護実習

新人看護師の傾向

みんな一人ひとりの個性があるので、一概にといえるわけではありません。でも、実習指導者や新人指導者を経験していると、このような傾向にある新人看護師さんが増えてきている印象を受けます。

患者さんや先輩看護師と友達みたい

就職して初めて、患者さんとコミュニケーションをとることになる新人さん。今までは実習で、挨拶から始まり、検温や会話を経験しているのですが、就職していざ初めてその場になるとどうしていいのかわからないことがあります。なので、患者さんの元に行く前に、先輩に付いて回ってみたり、どのような話をするのか先輩と打ち合わせをしてみたりすることが多いです。また、社会人としても1年目。接遇もまだ身についていないところがあるので、患者さんや先輩と話すときに友達のような距離感で話してしまう新人さんもいます。

さらに強くなった?受け身の姿勢

新人さんは、できないことだらけなのが当たり前。もちろん、教えてもらえないとどうしていいかわからないですよね。それに加えて、現場の空気に圧倒されてしまうのもあるでしょうが、先輩から声がかかるまでずーっと立っている新人さんもいます。実習では、自分から忙しそうにしている指導者さんに声をかけるという勇気も学びます。「何かできることないですか?」「声をかけてもいいですか?」など自分からアピールできることも大切ですよ。

打たれ弱い&自分に優しい

毎日先輩から勉強が足りていないところを指摘されたり、行ったケアの手技の注意を受けたり、新人さんは毎日毎日たくさんの指導をされます。毎日元気に出勤してくれることが大前提なのですが、翌日になっても「まだ調べてきてません」「まだやってません」と言ってしまう新人さんが増えてきています。(私の時は口が裂けても言えませんでしたw)

先輩たちも新人さんに期待を込めて時間を割いて指導をしています。「指摘してもらえるうちが花」なんです。毎日をただやり過ごすのではなく、次の日にはもっと成長しなくちゃという気持ちが伝わると、先輩たちもとっても嬉しい限りですよ。

看護師になる皆さんへアドバイス

もちろん、実習を受けられなかったのは誰の原因でもなく、新人看護師さんを責められることは誰にもできません。それに、今までの看護師が経験してこなかったような不安や緊張も多いことでしょう。

いままでお話しした、最近の新人さんの傾向を見ていただき、自分に当てはまりそうだなーと思ったら少し直してみましょう。

「元気に毎日出勤する」「元気に挨拶する」「積極性・主体性を意識する」「患者さんや先輩など目上の人への言動を気を付ける」「同じ指摘は2度されないようにする」

これだけでも職場での新人さんを見る目が相当変わると思います!バタバタな毎日だと思いますが、一緒に頑張っていきましょうね!

この記事のまとめ
  • 実習に行けなかった学生さんが看護師になっている
  • 「患者さんや先輩と友達のように接する」「受け身の姿勢が強い」「打たれ弱い」新人さんが増えている
  • 「毎日出勤する」「元気に挨拶する」「積極性・主体性を意識する」「患者さんや先輩など目上の人への言動を気を付ける」「同じ指摘は2度されないようにする」
  • 大変な毎日だけれど、一緒に頑張っていきましょう!
ウサギ
ウサギ

自分が就職したときを思い出しても、バタバタな毎日だったなーと思います。

大変なことは多いですが、患者さんや先輩とのかかわりの中でたくさん学び、素敵な経験ももらっています。これから看護師になる皆さんも、私たちと一緒に頑張りましょう!

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