スキンケアを肌の特徴から考える

cosme
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こんにちは、femifeのカラスです。

  • スキンケアをしていても、だんだん合わなくなっていく気がする
  • 肌が荒れる原因ってなに?
  • そもそもなんでスキンケアって必要なの?

こんな方へおすすめの内容です

この記事のまとめ
  • 肌本来の「バリア機能」を保つことが、本質的な「保湿」
  • スキンケアは「バリア機能」(=保湿)を補う役割
  • お肌は、季節・日焼け・生活習慣によってバリア機能が変化するため、その時の肌にあったスキンケアが必要

スキンケアはしなくても、人は生きていけます。しかし、肌荒れやお肌のトラブルによる違和感の積み重ねがストレスになることはよくあります。

「なんとなく」のスキンケアから、皮膚の構造や働きを知った上で効果的なスキンケアをしていきましょう。

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皮膚の役割・肌の性質

肌は、医学的には臓器の一つであり、体重の16%を占めるとも言われています。

皮膚の役割

  1. 水分が体内に入ったり出たりすることを防ぐ
  2. 体温を調節する
  3. 様々な刺激から身体を守る
  4. 暑い寒い・痛いなどの感覚が分かる

肌の性質

皮膚の役割にある通り、肌は、排泄器官・感覚器官であり吸収器官ではありません。

分かりやすく言うと、肌に成分が浸透したり吸収したりすることはありません。

むしろ水分が肌につくと、肌の表面だけは潤うように見えますが、最終的には蒸発するために乾燥します。

カラス
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入浴すると肌がふやける現象については、浸透圧が原因で起きます

話が逸れてしまうので割愛しますが、肌がお風呂のお湯を吸い込んでいる訳ではありません

スキンケアは何のため?

肌の特徴を踏まえた上で、こう思った人はいませんか?

肌は水分を吸収しないなら、何のためにスキンケアするの?

スキンケアの目的は、「保湿」です。

先述したように、洗顔や入浴により肌に水が付着した後、表面だけは潤うように見えますが、その水分は蒸発するため、乾燥します。

「水分を与えること=保湿」と言う考えも間違ってはいませんが、その保湿ケアは表面を取り繕うだけ

肌が水分を蓄えたり化学物質などの異物の侵入を防いだり水分油分のバランスを整える「バリア機能を保つこと」が本質的に保湿と言えます。

そのアシストをするのが、スキンケアなのです。

バリア機能を保つこと

そもそも人間の皮膚は水分を保つことが力があり、肌の一番外側の角質層がその働きを担っています。

その角質層では、肌が本来持っている水分と油分の合わさった層が、中の水分を逃さないように保ったり刺激から守ったりしています。それが、「バリア機能」です。

  • バリア機能
    • 身体の水分が出ていく蒸発を防ぐ、保湿の役割
    • 様々な刺激から身体を守る、保護の役割

その、肌の持つ力を活かしてあげることがスキンケアの役割と言えます。

角質層が、正常にターンオーバーしていれば、基本的にはバリア機能は保たれています。

しかし、日焼け・季節(湿度の変化)・生活リズム・ホルモンバランス・食生活・加齢などにより、肌の水分油分バランスは崩れ、バリア機能が低下してしまいます。

それを、補うために、毎日のスキンケアが重要になってきます。

もちろんスキンケアだけでなく、日焼け止めや食事・睡眠などの生活習慣も重要な項目ですので、ライフスタイルも意識していきましょうね。

スキンケアを変える必要性

紫外線量や日照時間・湿度の変化などの、季節によって、肌はダメージを受け「バリア機能」が衰えます。

また、生活リズム・ホルモンバランス・食生活により、そもそも角質層が作られるための睡眠や休息、栄養が不足し、肌の土台が整わない状態になります。

上記は一例ですが、生活の様々な要因で肌のバリア機能が損なわれています。

したがって、日焼けをしてしまった時にはビタミンC誘導体が含まれているもの、乾燥が強い環境にいたときはセラミド配合のものなど、その時の肌に合ったスキンケアが必要です。

生活リズムが乱れている時には、スキンケアだけでなく、休息・栄養を見直してくださいね。

この記事のまとめ
  • 肌本来の「バリア機能」を保つことが、本質的な「保湿」
  • スキンケアは「バリア機能」(=保湿)を補う役割
  • お肌は、季節・日焼け・生活習慣によってバリア機能が変化するため、その時の肌にあったスキンケアと休息・栄養が必要
カラス
カラス

肌の特徴からスキンケアについて考えてみましたが、成分的なところやそもそもなんで日焼けが良くないのかなど、各論的なことは、また改めて記事にしたいと思います。

ご精読ありがとうございました。

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